第5回北海道遠征
【北海道名寄支部交流事業】
H19.7.30〜8.10(11泊12日)




2日目

フェリーにて、バイキング形式の朝食。
「去年の選手より食べないなあ」


ちなみに去年の選手はというと…。
よく食べる選手はよく打つということか。


1年生にとっては、はじめての大遠征。
「今年は11泊もするんだってよ」
「まだ1泊ぅ〜。あと10泊かあ」
「ぼく生きて帰ってこられるかな」


朝食後のトレーニング。補強ストレッチ。


ボールを使わない股関節のトレーニング。


「バシッ、バシッ」とハンドリング。


ボールを使った股関節のトレーニング。
「おい今年はピラミッドなかったぞ」
「監督わすれてたみたいだぞ」
「ああ、よかった。あぶねぇ、あぶねぇ」


3日目

はじめに泊まった苫小牧中央高校の食堂にて。
1年生は肩をよせあって朝食。
「はやく、かえりてぇよぉ〜、かあちゃ〜ん」


さあ、新チームの初戦がはじまるぞ!


苫小牧中央高校の野球場。「広いなあ」


「おい、点とってピッチャー助けてやろうぜ」


しつけの行き届いた苫小牧中央ナイン。


昨年につづいてやってきたぞ。
元ヤクルトスワローズの栗山英樹さんが
プロデュースする栗山町にある「夢の野球場」。


ここへ来たら、キャッチボールをしないとね。


「芝の上でやるキャッチボールは、
やっぱり気持ちいいよなあ」
「おい、気をぬくなよ。こういうときでも
チャランポランなキャッチボールしていると、
監督に怒鳴られるぞ!」
「ほんとだ、○○さんがまた怒られてるぞ」


「家族の中で、ばあちゃんと自分だけ
北海道に行ったことがないんですよ」
生まれてはじめて北海道の地に
足を踏み入れた杉森コーチ。


今年は、とうもろこしではなく、ひまわりがたくさん。


ログハウスの中には、野球コレクションがたくさん。
くわしくご覧になりたい方は、昨年のページを見てね。


ウチのボールもあった。


去年みんなで書いた色紙や、ペナントもあったぞ。


つづいては、2年ぶり3回目となる夕張へ。
最近、入場料をとるようになったのは残念!


行きのバスの中で、しっかりと
映画『幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ』を
観て予習をしました。


4日目

北海道名寄支部交流事業。
公式試合スタート。
名寄高校と天塩高校と戦いました。


名寄市営球場。
「きょうのキャプテンは誰だっけ?」


5日目

稚内市少年自然の家で朝食。


「瞑目(めいもく)」「ごちさうさまでした」


「靴の整頓よ〜し」
野球以外のこともしっかりとやらないとね。
「かかと踏んづけているのは誰の靴だ?(怒)」
「監督さん、自分たちのではありません」


稚内市大沼球場。
待ちに待った稚内高校との試合だ。


今年はたくさん投げられることに感謝しなきぁ。


そういえば、去年は骨折していて、
北海道遠征ではずっと
試合の手伝いをしていたんだっけ。


精いっぱい戦ってゲームセット。大接戦だった。
稚内ナイン、また米子に来てね。


午後から戦った稚内商工ナインとパチリ。


稚内・ノシャップ岬にて。
うしろに利尻富士がうっすらと見える。


たそがれる選手たち。「かあちゃ〜ん」


夕刻、稚内高校保護者会による
バーベキューパーティー。


大きいほたて貝に蛸(たこ)。
「なまら、うめぇ〜(とても美味でございます)」


「みんな遠慮しないで、たくさん食べてね」


「ジンギスカンおいしいなあ」


「監督が、おれたちのジンギスカンを、
いっぱい取って行ったぞ」


6日目

5年連続でお世話になりました。


このユースホステルに来てはじめて、
稚内に来たのだという実感がわいてくる。



ユースホステルでの朝食。


稚内市営球場にて、
ベースボール・フェスティバル。
目的は、高校野球の普及・活性化のため、
中学校と連携をとりながら、
中学生に野球の楽しさを理解してもらうこと。


参加校は、本校と、稚内高校、稚内大谷高校、
稚内商工高校、豊富高校の5高校に、
稚内中学、稚内南中学、宗谷中学、
潮見が丘中学の4中学。


まずは、本校ナインによる号令でランニング。


稚内大谷ナインによる体操の指導。


稚内商工ナインによるストレッチ。


本校ナインによるストレングス、ダッシュ。


見守る先生たち。
「選手主導によるフェスティバルだから、
今日はここで楽に見てるべぇ」
「立ち上がったら負けだべさあ」
「でもSHOINの監督、あそこでまた怒ってるぞ」


稚内高校が指導するベースランニング。


「指示は、声とジェスチャーでって、
監督に何度も言われてるべぇ」
「あれっ、おれたちいつのまにか
北海道弁になってるんでないかい」


高校生が中学生にキャッチボールを指導。
「教えるというのは結構むずかしいことだなあ」


次に高校生がノック。空振りをするシーンも…。


おつかれさまでした。


午後は、日本最北端の地「宗谷岬」へ。
前列右端のふたりは恋人同士のようである。
「みんなで肩を組めって言ったのに…」


1年前の様子。月日が経つのは早いなあ。
『♪失うとき初めて眩(まぶ)しかった時を知るの♪』


「何でもいいから、はやくポーズとれっ!」
「なんだ、そりゃ?」


改装されたおみやげ屋さん。


「最北端だけに寒いなあ」


展望台から。左に野球部バス。
中央右に最北端の地のモニュメント。


ほたてラーメンのおいしい宗谷岬の「間宮堂」。


昼食をとったばかりだというのに…。
「監督さん、ラーメン食べてもいいですか?」


稚内公園「氷雪の門」。


7日目

稚内大谷ナインと試合後に肩を組んで。
稚内市大沼球場にて。


昼休みに2年生の中野くん(左)から、記録員としての
指導を受ける1年生の湯浅くん(右、もちネタは
意味不明なジャカジャカジャンケン・ポーイ)。


名寄支部審判長の小林先生から
指導を仰ぐ杉森コーチ。
コーチも自主的に審判員としての研修に参加した。


午後に戦った浜頓別(はまとんべつ)ナインと。


稚内から下川への移動中に。
選手はまたもや熟睡…。


8日目

2泊お世話になったアイキャンハウス。
本当によくしていただいた。
「夜のジンギスカンおいしかった」


さわやかな朝。


朝食の前に精神統一。


名寄市営球場のある名寄公園。


ウォーミングアップ開始。


行動は機敏に!2分以内に、
スパイクに履きかえなければならない。


それにしても、空が広いなあ。


士別(2年生)・士別翔雲(1年生)ナインといっしょに。


「まだ、自分たちで打って点とってないぞ」


公式試合はこれにて終了。
名寄支部のみなさん、お世話になり、
本当にありがとうございました。


名寄光凌ナインと笑顔で…。


「あしたは移動日で休みだから、
宿舎まで5`のランニングだ」


北海道へ来てからいちばんの暑さとなった。
「汗が止まんないよ〜(苦)」「だれか水をくれ〜(叫)」
「ユニフォームが汗でびちょびちょだ〜(泣)」


当然、監督も走りますよ。
「北海道の景色を見ながら走るのはやっぱり最高だ」


杉森コーチも。
「監督が走るから仕方なしにとか…、
決してそういうことではありません」
あくまでも自らすすんで…?。


走り終えて汗まみれのミーティング。


9日目

今日は恵庭への移動日。
昼は、旭川で噂の「きしめん」を食べてみよう。



9試合もやって、くたくただぁ。
いっぱい食べて元気をつけるぞ。
「おいしかったぁ」


ここで記念撮影(旭川〜富良野)。


「ポーズは?」「また、それか?」


いつ来てもきれいな花がいっぱい。
観光客も大勢いた。


テレビドラマ『北の国から』のロケ地。
富良野「麓郷の森」でひと休み。


ジャーンプ!


このドラマもバスの中で予習済み。


妹の蛍に説教される純。


「あれが風力発電か」


泥のついた一万円札の名場面。


小屋の中も見学できた。


五郎さんの入っていたお風呂。
蛍「とうさん、寝ちゃだめ〜」


監督が高校1年生のときに放映される。


五郎さんの丸太小屋。
ドラマの中では燃えてなくなっている。


丸太小屋の中も見ることができた。


麓郷の森から少し足をのばしてJR幾寅駅へ。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の舞台となった
「幌舞駅」がそのままに。


映画で使われた列車と…。敬礼!


主演の高倉健。「ほろまい〜、ほろまい」


映画では廃線となったが、列車は今でも走っている。


駅長の妻を演じる大竹しのぶ。


柱もそのままに。


映画で何度も出てきた「だるま食堂」。


駅前は昭和の町並みが再現されたまま。


広末涼子が扮する娘・雪子


駅舎の中もそのまま。


夕方、やっと夕張に。
夕張メロンソフトクリームをほおばる選手。


もう少しで恵庭に着くぞ。
しかし、北海道は広いなあ。

10日目

恵庭・神田館で朝食。
「もうすこしで帰れるぞ」「かあちゃ〜ん」


北海道遠征・最後の試合がはじまった。


恵庭北高校の野球場。
ここも立派な球場だなあ。
うらやましいなあ。


「監督も最後だから、
めちゃくちゃ気合い入っているぞ」
「おれたちも負けないように大きな声だそうぜ」


恵庭北ナインと仲よく。
最後まで見送りありがとう。
「甲子園で会おうな」「大学で再会しような」

11日目

船はゆっくりと敦賀へ近づいていく。
長かった北海道遠征もまもなく終わりだ。
旅の終わりは、いつもせつない。


12日目

朝8時に米子へ到着。
家に帰ると監督はすぐに
12日分の洗濯をはじめたのであった。
【北海道遠征おわり】

とじる