第6回北海道遠征
H20.7.29〜8.7(9泊10日)
2日目
新チーム発足時に行う
恒例の北海道遠征がはじまった。
まずは、フェリーでの朝食(バイキング)。
おかず多め…?
ここは少なめ…?
ぼくら腹ぺこグループは、パンばかり食べます。
ぼくらイケメングループ(?)は、卵とソーセージだけでOKです。
藤堂部長(左)と竹本コーチ(右)。「みんなも野菜を摂れ!」
朝食後はデッキにて1時間のトレーニングが待っている。
ストレッチ。
補強ストレッチ。
股関節のトレーニング。
ボールを使った股関節のトレーニング。
シャドー・スローイング。
シャドー・スイング(バットが使えないので…)。
「パシッ、バシッ」とハンドリング。
2年ぶりにピラミッド。「なんでやねん」
メンバー紹介を兼ねてピラミッド。「ドゾ、ヨロシク」
ピラミッドを2回しているのは誰でしょう?
「竹本コーチ、トレーニング終わりましたよ〜。起きてくださ〜い」
「寝てねぇよ。ひとりで静かにストレッチやらせてくれよ〜、グー」
あっという間に夕食。メニューは「カルビ丼定食」。
20時間の船旅もまもなく終わり。
苫小牧が、北海道が近づいてきた。
夜フェリーを降りて、むかわ町へ。
宿泊するのは「報徳館」。二宮小学校の跡地です。
ロッカーや蛍光灯など、教室の面影が…。
「おまえたち、寝るときは何て言うんだ?」「……」
「おやすみなさい、だろう」「はい。おやすみなさい」
船旅の疲れから熟睡(寝たふり)。
この教室ではゆっくりと寝てもいいけれど、
帰ってから高校の教室では寝たらだめだぞ。
3日目
いよいよ新チームの初戦だ。たくさん食べてがんばるぞ!
集団行動ではご飯もキビキビと食べなければならない。
報徳館を出発。
この日の朝、素振りの開始時刻を守れなくて、
監督にいっぱい怒られてしまった。
誇りあるSHOINのエースナンバーをつけての初マウンドだ。
元プロ野球選手・有倉監督率いる札幌国際情報と対戦。
「みんなで力を合わせないと勝てないのが野球だぞ」
試合に出ていない者も大きな声を出してチームに貢献。
やれやれ、やはり3年生の存在は大きかったなぁ。
試合後に仲よくパチリ。
杉森コーチの横にいるのは、監督の大学時代の後輩の松本くん。
「どうでもいいけど、マツ、会った瞬間に相撲技をかけてくるのはよせよ」
大学時代、松本くんは私にマラソンと相撲で勝つことに執念を燃やしていました。
ちなみに今回も簡単に投げ飛ばしました。さらに、マツは悔しかったのか、
なぜかスギモリにまで、相撲技をかけていくのでありました。
「スギモリは、おまえの知り合いじゃねぇだろ」
4日目
目覚めたら、すぐに部屋の整頓。
部屋からは白樺の木が見えた。
朝食をとって…。
「士別市つくも青少年の家」を出発!
士別市ぶどう球場で士別翔雲と対戦。
今日も接戦だなぁ。
記念のヘッドスライディング。すごい夏雲。
午後からは名寄とゲーム。
「キャッチャーやったり、ピッチャーやったり、たいへんだなぁ」
チャンスだ。1本いけっ!
マネージャー陣はバックネット裏で、お菓子…、
じゃなくてお仕事…。
すばらしい大自然のもとで野球ができたことに感謝。
今年も自発的に(決してやらされているわけではなく)
審判員として研鑽する杉森コーチ。
壮大なる夏雲の下で。
大学の後輩にあたる監督の7歳下の弟
(川崎北高−旭川大でいずれも主将)も、
旭川から応援にかけつけた。
SHOINの選手と同じように、
子供のころには、野球で厳しく鍛え上げた。
5日目
稚内ユースホステルにて朝食。
今年はここに3連泊する。
雨のため試合が延期となり、
日本最北端の地「宗谷岬」へ。
人はよいが油断のならぬ2年生。
真面目だが監督の前に立つと緊張しまくる1年生。
「ああ、腹へった」「はやく飯でもくうべ」
杉森コーチ(左)、藤堂部長(右)
野球部バスは、北海道遠征では2,000kmを走破する。
稚内・副港市場にある「松坂大輔記念館」にて。
150km/h超のストレートを体験。
ユースホステルにもどり、監督の講義を聴く。
もう2時間も経っているぞ。
夕方は「ふれあい公園」で、稚内保護者会主催の
パーティーに参加させていただく。
大きな大きな ほたて。
みんな静かにパクパク…。「うんめぇ」
ごちそうの数々。
北海道のジンギスカンは本当においしい。
かに、どぇ〜す。
「みんな、何か話でもしないか?」「モグモグ」
6日目
稚内市大沼第二球場。
SHOINのエースなら、4連投5連投は当たりまえ。
ぼくたちも試合に出るチャンスあるってよ。
1年生も活躍しはじめた。
1打席1打席たいせつにするぞ。
SHOINの秘密兵器。「自分はバッティングセンスがあります」
おいっ、コーチャー、笑ってないで指示を出せよ。
稚内大谷ナインと。ダブル・ヘッドスライディング。
午後からは浜頓別と。名寄支部の優勝候補だ。
ぼくたちは機動力で勝負だ。
もういっちょ〜。
稚内の夜空に浮かぶ大きな花火。
7日目
さあ、稚内との交流戦だ。稚内市大沼球場は晴天なり。
1年生にとっては、はじめての稚内。
ちなみに撮影班の人情家・竹本コーチは、
ふだんは試合に出ていない選手の写真を中心に撮っているので、
レギュラー選手の写真が少ないのは、そのためである。
ほかにネタはないのか?相手チームのみなさん、
くだらないことに毎回つき合ってくれてありがとう。
午後は稚内商工と試合。
1年生も緊張の初登板。
アドリブがきいてきたぞ。
お笑い芸人としてのデビューまであと少しだ。
旭川へもどる途中に見えた利尻富士。
「おい、みんな降りろ、写真を撮るぞ」
なのに逆光…、残念!(ギター侍・波田陽区ふうに)
8日目
北海道遠征の最終戦は旭川商業。
泊めていただいた「旭商会館」。
監督、試合前から怒っているから、
今日は半径3m以内に近づくのは、やめておこう。
中盤まで0−0、息のつまる投手戦。
終盤のチャンス。「まずいっ、ピッチャーゴロだ」
全試合が無事に終了。
「自分のバットは自分が持て!」
昼食は監督の説教からはじまった。
「北の富士」のきしめんを前にして。
3年前の冬に、SHOINの練習を見学に来たことのある
旭川R高校3年生のFくん(中央)と「北の富士」で再会。
(似ていますが平成17年度本校卒業の高岡くんではありません)。
9日目
帰りのフェリーでの監督の朝食(バイキング)。
船はゆっくりと敦賀へと向かっている。
北海道遠征は、これがついに最終章となってしまうのか…。
だとしたら、とても悲しい。
とじる